減量、痩せることではないんですね。
私の経験談ですが、太っている人は、意外と食事の好き嫌いが多い感じがしていました。
その理由が、テレビ番組を観ている時に分かりました。
「そうだったんだ!」と納得できました。
肥満のイメージとしては、何でもよく食べそうな気がしますが・・・
実は偏食と言うか、好きなものが偏っている人が多いのです。
私の身近な人で太っている人は、ほぼ例外なく好き嫌いが多いです。
逆に痩せている人のほうが、意外と好き嫌いなく、何でも食べます。
何でもよく食べるということは、摂取する食品の種類が多いので、
そもそも栄養バランスが良いのです。
だから余分に食べる必要がない。
好き嫌いのある人は、摂取する食品の種類が少ないので、
栄養が偏りバランスが悪いです。
栄養バランスが悪いと、人間の体は自然に足りない栄養素を摂取しようとします。
すると、無性に何かを食べたくなります。
だから食べ過ぎて、余分なカロリーまで摂取するので、太ってしまうのです。
林先生のテレビ番組では、夜中にアイスクリームが食べたくなる人って、
鉄分などが不足していたりするそうです。
体が欲しいのはアイスクリームの糖分や脂質じゃないんですね。
本当は鉄分が欲しいのです。
鉄分を補うには、レバーなどを食べる必要があります。
体内に鉄分が少ないと、貧血になります。
それを血流を増やすことで補おうとするから、体温が上昇。
体を冷やすために、冷たいアイスクリームが食べたい。
という流れです。
本来の原因じゃないものを欲しがるのが難しいところです。
人体は間接的に何かを欲しくなることがあるので。
無性にチョコレートが食べたいのも、体に不足している栄養分があるのが原因だとか。
つまり、普段からバランスよく栄養を摂取できるように、好き嫌いなくなんでも食べていれば、
栄養バランスが良いので、余分に食べなくて済み、結果として痩せているわけです。
痩せるためのダイエットには、栄養バランスの良い食事が必要なのです。