そのため食事制限をしたり、カロリー計算、運動などをします。
どちらかというと、意識的に頑張らないと、痩せないというイメージですよね。
確かに痩せるためには、食事や運動は大切です。
でもわざわざダイエットの事を考えなくても、『毎日の行動が、自然と痩せる行動・痩せる習慣につながる』ことが理想的です。
すると普段の生活の中で、無意識に行なっていることが、結果としてダイエットになるので、とても楽です。
本人は、ダイエットしている自覚も無いのですから。
例えば、去年から人気のバナナダイエットで考えてみましょう。
一時は店頭からバナナが消えるほどの大人気でした。
バナナは元々人気のある果物だったことと、バナナダイエットブームもあり、去年は輸入が大幅に増えたようです。
今年も輸入は増えていますが、店頭のバナナが売り切れるというほどではありません。
ダイエットが目的で、バナナを食べ続けるのは辛いです。途中で止めた人も多いと思います。
でもバナナを日常的に食べていた人は、ダイエットする意識が無くても、結果としてバナナダイエットの効果が出ます。
ダイエット目的で努力して食べる人と、当たり前のように普段から食べる人では、精神的なエネルギーロスが全然違います。
だから「どう頑張ろうか」と考えるより、「どう生活の中に取り入れるか」と考えたほうが楽なのです。
次は階段の上り下りで考えてみましょう。
・痩せるために運動で階段を上り下りする人
・自分の部屋が家の2階にある人
どちらが長続きすると思いますか?
確実に後者ですよね。
引っ越さない限り、毎日階段の上り下りが続くはずです。
しかし本人は「努力」しているという意識は無いはずです。普段の生活の一部なのですから。
10年間同じ部屋を使うことはあっても、運動で10年間続けるのは至難です。
このように努力するよりも、日常生活にダイエットにつながる行動を組み込んだほうが、ずっと楽なのです。
多くの人が頑張りすぎるために、ダイエットに疲れて失敗している状況をみると、当たり前のことが、大事なのです。