日本では痩せるために「食事制限」するイメージが強いのですが、本来の意味からは、かけ離れてしまっています。
体重を減らすために、食事を制限したり、極端な人では絶食することもありますが、これは間違っています。
正しく食べることこそが、ダイエットなのです。
したがって食べないダイエットは、必ず失敗します。
中には精神力が強く、食べるものを制限したり、絶食して体重を落とすことが出来る人もいるかもしれません。
でもそういう人は例外的です。ほとんどの人は、食べないダイエットで失敗します。
それよりも、ちゃんと食べることで痩せたほうが、ずっと楽です。
人間の三大欲求には、「食欲」、「睡眠欲」、「性欲」があります。食欲はこの中でも2番目に強いそうです。
これらの欲は、人間が生きていくために必要なものですから、逆らっても勝てません。
例えば、私の知り合いの女性で、これまでに多くのダイエット法に挑戦してきたのですが、ことごとく失敗している人がいます。
その全てが、極端な食事制限やダイエット食品に頼った方法です。
空腹を我慢しているので、いつもイライラしています。ダイエットにストレスは大敵です。
我慢できなくなると、反動でドカ食いします。ポテトチップスなどを一人で一袋食べてしまうこともあります。
また、みんなが食事をしている時に、その女性だけ我慢しているのですが、よく見るとお菓子を食べています。
ご飯を我慢して、お菓子を食べているのですから、本末転倒です。
「これじゃ痩せないだろうなー」と思うのですが、本人はまったく気付いていません。
お菓子のほうが、明らかにカロリーが高いのに。弁当と同じくらいのカロリーのお菓子もあります。
指摘すると怒るので、何も言え無いのですが・・・
逆にダイエットに成功している人は、ちゃんと食べています。
実は食事を上手く摂ることで、ストレスを感じずに痩せることができます。
それに食べないと、美容や健康にもよくないので、ダイエットする意味がありません。
だから私は、「食べるダイエット」をおすすめします。
食欲と戦うのではなく、上手く付き合うほうが、ストレスがありません。
ストレスが無いと、ダイエットが楽になります。したがってダイエットは、ちゃんと食べることこそが、成功の秘訣なのです。