そこでダイエットでは、間食するまでのハードル(乗り越えなくてはならない障害)を高くすることが効果的だと言うことを、前回の記事に書きました。
間食は計画的に、あらかじめ決めておいた量以内に抑えることが、ダイエットのコツです。
間食はしてもいいのですが、できるだけ無駄な間食は、避けるようにしましょう。
実は食後の歯磨きが、間食に対するよいハードルになります。
「食べたら必ず歯磨きをする」という習慣を身に付けておくと、確実に間食が減ります。
でも食後の歯磨きが済んだ時に限って、家族が美味しそうなお菓子を買ってくることがありませんか?
特に夕食の後に。
そんな時、私は「あと10分早ければよかったのに・・・」と思ってしまいます。
「食べてもう一度歯磨きしよう」という気持ちと、「もう一度歯磨きするのは面倒なので、明日食べよう」という気持ちの間で揺れ動きます。
「もう一度歯磨きは面倒 > 食欲」なら、我慢できます。逆なら食べてしまいます。
私の場合は、もう一度歯磨きするのは面倒なので、我慢します。
どうせ食べるなら、基礎代謝の低くなる夜に食べるよりも、基礎代謝の高くなる朝に食べたほうが、エネルギーとして消費されるので、太りにくくなります。
同じ物を食べても、時間帯によって太りやすさが違うのです。食べるならできるだけ早朝から日中にしましょう。
それに最近のニュースで、1日2回以上歯磨きすると、ガンの発生率が3割低くなるというデータが出て、話題になりました。
したがって食後の歯磨きは、ダイエットにも健康のためにも良いので、一石二鳥です。
私は朝・昼・晩の食後には、必ずハミガキをするようにしています。外出して忙しい時でも、糸楊枝は持ち歩いています。
でもそれは、ダイエットのためではありません。自然にそうなったのです。
私は以前に歯の治療が原因で、入院したことがあり、それからは歯磨きに特に注意しています。
元々歯並びがよくないので、普通の人より歯磨きに時間がかかります。
そのため「もう一度磨き直す」というのが、とても面倒なのです。
だから私の中では、食欲より歯磨きのほうが比率が大きいので、余計な間食はしなくて済むというわけです。
ダイエットのために頑張ったのではなく、自然とそうせざるを得なかったというのが実情です。
でも結果として長続きしていますし、ダイエットにも効果が出ています。