実際に私の場合も、20年近く変わらなかった体重が、今になって大きく減った(-9kg)のは、日常の小さな変化が要因でした。
実は体重が減った後から考えてみれば、小さな変化とは「早朝に仕事をする習慣」に切り替えたことだったのです。
私も元々は夜遅く寝て、朝はゆっくり起きるタイプでした。もちろん今でも朝は苦手です。
ところが周辺の環境変化により、どうしても集中できる時間帯が、早朝しかなくなりました。
また夜だと眠くなるので、なかなか仕事がはかどりません。
そのため思い切って、朝に仕事をするようにしてみました。
仕方なく始めた「朝仕事」ですが、これが結果としてダイエットにつながったのです。
でも朝仕事が、直接ダイエットに効いたのではありません。
朝仕事をする習慣になったことが、間接的にダイエットに効果的だったのです。
早朝に仕事をするためには、寝る時間や食事の時間などの生活スタイルを、少し変化させる必要があります。
それぞれはとても小さな変化なのですが、これが結果としてダイエットにつながりました。
痩せた今になって、ダイエットのテレビ番組をみると、「なるほど、そういうことだったのか」と、その理由がわかることもあります。
自然に行なっていた行動が、結果として「○○ダイエット」だったり、「△△ダイエット」になっていたわけです。
だからダイエットが目的の努力は、一切行なわずに -9kg も痩せることができたのです。
ダイエットを意識して頑張るより、「ある事をしていたら自然に痩せた」という状態が一番楽です。
ある事とは何でもいいのですが、私の場合は、たまたま「朝仕事」だったわけです。
そこで私がどうやって朝仕事をしているのか、朝仕事をするために生活スタイルをどう変化させたのか、また工夫している点などについても、書いていきたいと思います。