起床する時間から逆算して、最低でも6時間前、できれば7時間前までには、寝付きたいところです。
でも夜に寝付きが悪い人や、不眠症の人もいますよね。
「もう寝なければ・・・」と考えるほど、眠れなくなるものです。
実は、寝付きを良くするためには、「寝る直前の入浴」が効果的です。
人間は、体温を一度上げ、下がり始めた頃に、眠気を催すことが知られています。
この条件を簡単に満たせるのが、「入浴」です。
お風呂に入ると、体温が上がります。そして部屋に戻った頃に、徐々に下がり始めます。
この体温の上下が、眠気を促すには、ちょうど良いのです。
だから就寝時間の30分前くらいまでには、入浴を済ませ、ベッド(または布団)に入ると、自然に眠くなります。
さらに、寝る前に本を読むと効果的です。
できれば、一度は読んだことがある本がよいでしょう。面白いと、逆に目が覚めてしまいますので。
難しい本も眠くなるものです。
入浴の時間を調整するだけで、夜にぐっすり眠れるようになります。